ルーティーン

私は時間の使い方が下手だ。
朝起きて学校に行って帰ってきて
お風呂に入って夜ご飯を食べる。
そして寝るまで自由に過ごした後寝る。
そしてまた朝が来る
やっていることは毎日同じはずなのに
隙間の時間を上手く使えていない。
その日その日によって行動と順序が違うから
無駄に疲れたりすることが出てくる。
こう書いているとすごくテキパキと動く
ストイック人間に見えるかもしれないが
時間の使い方が本当に下手なのだ。

余裕な時間に起きても、少しだけやっておこうと
思った課題に没頭して
結局乗りたい電車の時間が迫ってきて
急いで家を出るハメになったり
身だしなみを整えてると
これまた自分のペースで
やってしまって気づいたら時間が...
なんてことが多々ある。
だから早く起きても時間に追われている気になる。


学校の国際学科のゼミの中で比較文化について
ディスカッションをした時、
私は日本では常に時計が
目に留まるところに置かれていて
時間に追いたてられている。
それに比べて留学したアメリカでは
時計をみるという動作をすることが
あまりなくて伸び伸びとすごしている...
なんて自分で言っていたけど
時間に迫られるようにしているのは
時計じゃなくて時間をうまく使えていない
自分なんだということに気づいたのだ。

理想の私は、朝起きたらストレッチをして
体を伸ばす。そして身だしなみを整えて
制服に着替え朝ごはんを食べる。
その後、新聞に目を通して活字を読む。
そして30分ほど英語の勉強をして
ゆっくりと余裕を持って家をでる。
たまに余裕がある時はひと駅分
多く散歩しながら行ったっていい。

学校から帰ってきたら、お風呂に入る。
そして夜ご飯を食べて
宿題は編集部8時までには終わらせる。
その後、映画を観たり読書をする。
世界史をしっかり学び直したいし
英語だってまだまだやるべき事は山ほどある。
そして自分の興味のある栄
養学やファッションについて調べたり
ブログにして自分の考えを整理する。
そうして12時には寝る。
これが私の理想だ。

やるべき事と自分の興味のあることの
優先順位の付け方が間違えてるからこうなるのだ。
それにスマホを持っていることで
気づいたら時間が過ぎていたなんてこともある。
たけどこれって何も自分の身につく知識や
情報を得れてない気がする。

今の泥沼にはまりながら必死に前へと進もうとするような
非効率な生活とはもうおさらばだ。
なりたい自分になるためには、日々の生活の
ちょっとした行いの積み重ねが立ち振る舞いや姿勢、
言葉遣いや表情になってにじみ出てくるものだと思う。
これらは決してごまかせない。
食生活が肌に影響するみたいに
豊かで充実した生活をしている人は
きっとその人にしか持ちえない味が出てくるはずだ。
こんなまだ世間を知らない若い私が言うのも生意気だが
毎日を丁寧に過ごしてきた人がいくつになっても
魅力的で輝いているんだろうなと思った。